A味噌の表面にできた白や緑色のものは、味噌の酵母が空気に触れて発生した味噌カビの一種です。カビの発生については、さまざまの条件が重なって、起こり、色も緑や黒、赤茶色など様々です。いつもと同じように作っていても、発生しないときや、発生するときがあります。
味噌のカビは、体に害はございませんが、苦味となる場合がございますので、一度取り除いていたたき、ふちの部分・蓋をきれいなタオルでしっかりとふいて、新しいビニールを味噌の表面にしっかりと当てることで、発生を抑えることが出来ます。ビニールの上に重石をして、外蓋をしてください。
湿度が高いところに保存されますと、カビが生えやすくなりますので、ご注意ください。また、容器の蓋を頻繁に開けますと、空気中の菌が味噌の菌と結びついて、カビが生えやすくなりますので、出来上がりの頃まで、蓋を開けず、風通しのよいところで、保存してください。
それでも出来上がりの頃には、また多少カビが生えることもございます。その際は、 カビを取り除かれた後、味噌の上下をよく混ぜて召し上がってください。
香りのよい、おいしい味噌をご賞味いただけると思います。